RECORDS EXPRESSとは

海外プレスを安心サポート!

メジャーメーカー、インディーズレーベル御用達のレコードプレスのワンストップ・サービスです。

欧州やアジアにおける複数のグローバル・スタンダード基準の工場で製造を行なっており、品質マネジメントシステムに関する国際規格の「ISO 9001」および環境マネジメントシステムに関する国際規格の「ISO 14000」を取得して「Microsoft」スタンダードや「Disney」承認の世界的にも高品質で環境に配慮した製造も行なっております。

世界的にレコードのプレス需要が高まっている環境の中、主要3サイズ(7インチ / 10インチ / 12インチ)のスタンダードな黒盤を始め、カラー盤、カラーミックス盤、ピクチャー盤や重量盤に加えて、ソノシートの製作にも対応!
大切な音源をテスト盤でご確認いただいた後に量産を行い、アナログ特有の味のある音質でプレスいたします。

また、仕様や納期に応じて複数のプレス工場で製造を行っており、お急ぎの方への「納期優先プラン」、お時間に余裕がある方へ価格を抑えた「価格優先プラン」、25枚から100枚までの12インチ限定「小ロットプラン」、地球環境に配慮して再生バイナルで製造を行う「エコ仕様プラン」をご用意しております。

詳細はお気軽に弊社担当者までお問い合わせください!


ABOUT

運営会社名:株式会社Side-Bクリエーションズ

所在地:〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷2-3-7

適格請求書発行事業者登録番号:T6011001111713

主要ブランド名:
・RECORDS EXPRESS
・CASSETTE EXPRESS
・CASSETTE STORE DAY

主要事業内容:
・アナログパッケージメディア製作事業
・アナログディバイス製造販売事業
・カセットストアデイジャパン運営事業
・アナログメディアレーベル事業
・各種イベント企画制作など


アナログレコード(Vinyl)について

Recordを日本語に訳すと記録。音を記録してその情報の振幅を樹脂に刻み込んだメディアです。このメディアの刻みに針を当てて振幅を読み取り、機械的に増幅させて音を再生します。針は丈夫なものが要求され、サファイアやダイアモンドが使用されています。
日本ではCDなどのデジタルメディアと区別してレコードの事を「アナログ」とも言いますが、海外及びDJ界隈ではレコードがビニール(Vinyl)で出来ていることから、「バイナル」とも呼ばれています。実際の原材料はポリ塩化ビニルコンパウンドとなります。
レコードはCDと違って両面に音を記録することができ、表をA面、裏をB面と呼びます。昔はシングル曲をリリースする際、A面にメインの曲、B面に今で言うカップリング曲を入れる事が多く行われておりました。

主なアナログレコード(Vinyl)盤面サイズ


● 7インチ (EP)
直径170mm・42g (±7g)程のレコードで、片面に1曲収録が多いことからシングル盤と呼ばれていますが、センターホールの大きさは大・小2種類あり、穴の大きいレコードはその形からドーナツ盤とも呼ばれています。ジュークボックスでレコードを連続して再生するにあたり穴を大きくして容易に次のレコードに替えられるようにした為によるものです。ドーナツ盤をレコードプレーヤーで再生する際、大きい穴を小さい穴に合わせるアダプターを使います。回転数33RPMに片面5〜6分まで、45RPMで片面3〜4分までの収録を推奨しております。

● 10インチ (SP)
直径250mm・110g (±10g)程のレコードになります。回転数33RPMに片面13〜14分まで、45RPMで片面9〜10分までの収録を推奨しています。

● 12インチ (LP)
直径300mm・130〜150g (±10g)程のレコードで、LP盤とも呼ばれています。回転数33RPMに片面23分程まで、45RPMで片面15分程度まで収録が可能と考えます。録音レベルを下げる事により最長分数を増やす事が可能。通常の重量に対して厚めの盤面となる重量盤もあります。


アナログレコード(Vinyl)盤面種類
スタンダード盤

   盤面が黒い通常盤   
7inch-normal-rec

カラー盤

   盤面がカラー仕様   
7inch-color-rec

カラーMix盤

   カラー盤面に追加色混合   
7inch-spl-rec

ピクチャー盤

   イラスト・写真をデザイン   
7inch-pic-rec


ソノシート(Flexi)について

7inch-pic-rec
1958年にフランスで開発された薄いレコードで、海外では「Flexi」の名称が一般的です。日本では、朝日ソノラマ社がニュース・記事・音楽などをシートに収録して音の出る雑誌という触れ込みで月刊朝日ソノラマという雑誌を発行したことから広まり、その後はメーカーによって商品名が異なっていましたが、最終的に「ソノシート」」という名称が一般的になっています。

ソノシートが普及したのは、第二次世界大戦後のソビエト連邦(ソ連 : 現在のロシア)からと言われております。当時の旧ソ連では、スターリン体制による厳格な思想統制の下、西側諸国のロックやジャズ音楽が禁止されていた時期があり、西側諸国の音楽のレコード製造・販売に加えて演奏・鑑賞も禁止されておりました。
このような状況の中、旧ソ連に密輸された西側のレコードをコピーした海賊版レコードが現れ始めましたが、当時の旧ソ連ではレコード材料の入手が困難。そこで、レコード盤の代用品として病院から使用済のレントゲン写真を安く大量に調達して丸くカットして使用してすることが考えられたのです。政府の目を盗んで禁止されていた音楽を人々に届け続ける為に作られた見知らぬ人の骨のレントゲン写真のレコードを、通称「肋骨(ろっこつ)レコード」と呼ばれていました。

ソノシートのカッティング

ダイレクトメタルマスタリング(Direct Metal Mastering、以下「DMM」)と呼ばれるアナログ盤の音質向上技術の一つでカッティングされてます。

・伝統的技法(ラッカー盤)
柔らかい原盤(ラッカー盤)に音源となる溝を彫ったものにメッキ塗装を行い、そのメッキを剥がしたものからマスター盤(ファーザー盤)を作成後、再度メッキ塗装及び剥がし作業からマザー盤を作成。この作業をもう一度繰り返して最終的にプレス機に取り付けるスタンパー盤を作成する工程が従来の一般的技法です。
“laquier"
・DMM技法
DMM技法では、銅製のメタル・ディスクに直接カッティングを行い、そこから直接金型のスタンパー盤を作成します。このDMM技法では、スタンパー製造までがシンプルである為、従来の伝統的技法のラッカー盤からの作成と比較して2工程少ないことから、高音域のロスが少ない事が特徴となっており、ノイズが低減されてカッティングによるプリエコーも少なく、さらに収録時間が約10%増加するメリットがあります。
“dmm"

ソノシートはこのDMM技法でカッティングが行われており、DMM盤のカッティングを行う前にコンピューターによる音源の分析を行い、その情報から実際にカッティングを行うのと同水準の仮想な溝を構築して記録させます。これにより、最善なレベルでのカッティングを遂行する事が可能で、カッティングに生じる不快なシグナルやノイズも多く取り除く事が可能となっております。DMM技法による音質は、お客様からお預かりしたマスターとなるデジタル音源と遜色のない音質と思われ、このDMMによるプロセスは最高水準のものと確信しております。

RECORDS EXPRESSは、海外アナログレコード(Vinyl)プレスを安心サポート!国内最安値を目指して提供中!