入稿可能なビット・サンプリング
量子化ビット数 (Bit resolution):16bits・20bits・24bits・32bits
サンプリング周波数 (Sampling frequency):44.1kHz・48kHz・88.2kHz・96kHz・176.4kHz・192kHz
収録分数(推奨)
RPM | 33回転 | 45回転 | inch | 推奨分数 | 最大分数 | 推奨分数 | 最大分数 |
---|---|---|---|---|
7” | 5 – 6分 | 8分 | 3 – 4分 | 6分 |
10” | 13 – 14分 | 15分 | 9 – 10分 | 11分 |
12” | 19 – 20分 | 23分 | 13 – 14分 | 15分 |
回転数の「RPM」とは、Rotation Per Minuteの頭文字で1分間の繰り返し回転数を示します。
45rpmは1分間に45回、33rpmは1分間に33回のスピードですが、厳密には33rpmは33と1/3回転です。つまり、33rpmは1分間に33.333回転するということで、逆算して3分間に100回転となります。
最大収録時間を若干超えてのカッティングも可能ですが、音量レベルが低下となります。
レコードは中央に向かって内周の歪みが生じる可能性がございます。内周歪みは、レコード盤の内側に収録されている曲ほどレコード針が溝を正確にトレースできずに音が歪んでしまう現象です。これは円形レコード盤の宿命で、内周に行くほどカートリッジの角度がきつくなるのと同時に音溝のカーブも円が小さくなる影響で音溝の情報を正確に拾うことが難しくなり、再生される音が歪むことになります。特に高い周波数域の音溝は低い周波数域に比べて細かい為、歪みが目立つ可能性があります。マスター音源の高域周波数帯が低い場合、高域周波数を上げると歪みの原因になりますので、音量を下げてカッティングを行う場合がございます。
昔のレコードの曲順は、最初の方(エッジ側)の収録曲は高低音が顕著な曲、最後の方(センターレーベル側)にはバラード曲が多く収録されたのはこのようなレコード特性によるものも考慮されておりました。
レコード盤面サイズ
1950年中旬にLPレコードが登場するまで、蓄音機で再生されていた当時は10インチ盤が主流でした。この盤は1分間に78回転であった為、これを標準としてSP (Standard Playing)盤と名称。SP盤と比較して長時間録音可能な1分間45回転の7インチ・レコードをEP (Extended Playing)盤、さらに長時間録音可能で1分間に33 1/3回転 (3分間で100回転)の12インチ・レコードをLP (Long Playing)盤と呼ばれております。
レコード1枚当たりのサイズ・重量は下記のとおりです。
inch/重量 | 通称 | 盤 直径 | 通常盤 | 重量盤 |
---|---|---|---|---|
7” | EP | 17.5cm | 42g | 70g |
10” | SP | 25cm | 110g | — |
12” | LP | 30cm | 140g(+/-10g) | 180g |
ジャケットについて
標準的ジャケットの仕様は下記のとおりとなりますが、一部オプションで変更も可能です。
inch/紙厚 | 背表紙 | 価格優先プラン | 納期優先プラン | 小ロットプラン | エコ仕様プラン |
---|---|---|---|---|---|
7” | 背無 | 350 gsm | 250 gsm | – | 250 gsm |
10” | 3mm | – | 350 gsm | – | 350 gsm |
12” | 3mm | 350 gsm | 350 gsm | 350 gsm | 350 gsm |